弊社代表取締役が執筆に参加したレジリエンスに関する書籍が出版

弊社代表取締役の宮中大介が執筆に参加した「職場ではぐくむレジリエンス 働き方を変える15のポイント」が2/10に金剛出版より出版されます。

http://kongoshuppan.co.jp/dm/1678.html

レジリエンスとは、「挫折や困難な状況,トラウマなどを経験した後に,元の状態まで回復すること,さらにその経験を通して一層人間として成長し,より健康で生産的な状態になれる能力やスキル」(上記の金剛出版ホームページの紹介文より)を指す概念です。

レジリエンスは、ポジティブ心理学の一つの概念として提唱された概念で、日本においても東日本大震災の被災状況とトラウマの関連においてレジリエンスの有無が注目される(※)など、近年注目されつつある概念と言えます。

※例として、津野香奈美ほか(2014)「東日本大震災6ヶ月後における関東地方の自治体職員のレジリエンスと心的外傷後ストレス症状との関連」https://www.jstage.jst.go.jp/article/sangyoeisei/56/6/56_B14006/_article/-char/ja

企業経営においても、企業の生き残りのための急激な組織変革への対応、病気による休職からの復帰など、従業員のレジリエンスが問われる場面が今後増えてくる可能性が考えられます。

本書は職場という文脈で、レジリエンスの理論的側面、応用面について、健康経営や働き方改革など近年の日本の動向を踏まえて解説しています。

弊社代表取締役の宮中は、第6章の「ストレスチェックとレジリエンス―職場の集団分析を行ってみて」を執筆しております。企業経営の視点から、ストレスチェック制度の職場環境改善と並行して、従業員のレジリエンス向上に投資することが、企業経営上も合理的と考えられる理由等について考察しております。

ご笑覧頂けますと幸甚です。

 

以 上

 

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