弊社が開発に協力した知的障害のある労働者向けストレスチェック質問票が公表

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 弊社が研究開発に協力した知的障害のある労働者向けストレスチェック質問票が公表されました。https://mental.m.u-tokyo.ac.jp/jstress/

 労働安全衛生法によって事業者に実施が義務付けられているストレスチェックの対象となる労働者に該当するか否かは、事業者に直接雇用されているか、勤務時間が一定時間以上かによって判断されます。したがって、ストレスチェックの対象者には、障害の有無を問わず多様な労働者が含まれることになりますが、多くの事業場において実施されている職業性ストレス簡易調査票(57問)は、知的障害のある労働者にとっては、意味を理解しづらい可能性がありました。

 こうした事情を受けて、知的障害者のある労働者に分かりやすいストレスチェック調査票を開発することを目的として、厚生労働省委託研究である「多様な労働者がストレスチェックを受検するに当たって望まれる支援に関する研究」(研究代表者:川上 憲人東京大学大学院医学系研究科教授)が実施され、知的障害者のある労働者が回答しやすい質問票、「ストレスチェック質問票(ふりがなイラスト付き)」および「ストレスチェック質問票(2択版イラスト付き)」が開発されました。

<ストレスチェック質問票(ふりがなイラスト付き)>

<ストレスチェック質問票(2択版イラスト付き)>

 上記研究において、弊社代表取締役の宮中大介は、新たに開発した知的障害のある労働者向けストレスチェック質問票の信頼性・妥当性の検証のための統計解析部分で研究協力したものです(下記報告書の137~172ページ、173~200ページが研究協力した部分になります)

https://mental.m.u-tokyo.ac.jp/jstress/chiteki2019/H29-30%E7%9F%A5%E7%9A%84%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E7%8F%AD%E7%B7%8F%E5%90%88%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8.pdf

 弊社は、広く人の心理・行動を測定する統計解析を専門としており、このような調査票の開発に関しては豊富な実績と高い専門性を有しておりますが、今後も多くの企業様、研究機関様のお役に立てるよう引き続き統計分析に関する技術力の向上に努めて参ります。

以 上

 

 

 

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