実験計画と分散分析①
30/41 F分布を利用した仮説検定

【テロップ】
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【ノート】
ここで、F値を利用した仮説検定の意味を、少し確認してみましょう。 まず分子は群間の差に由来するばらつきの大きさを示しています。 一方で、分母は群内のばらつきの大きさを表しています。 したがって、分子に比べて分母が大きい、つまりF値が大きい場合には、群間の差が大きいと言うことが出来ます。 3つ以上の群の母集団の平均に差があるかどうかを仮説検定するのに、群の間のばらつきと群の中でのばらつきを比べるというのが分散分析の発想です。