２つの変数の関連の分析

26/48 ピアソンの積率相関係数

ピアソンの積率相関係数の分母の標準偏差は必ずプラスの値となりますので、ピアソンの積率相関係数がプラスの値となるかマイナスの値となるかは分子の共分散次第です。共分散がプラスの数値の時には、ピアソンの積率相関係数もプラス、共分散がマイナスの数値の時には、ピアソンの積率相関係数もマイナスの数値になります。ピアソンの積率相関係数は非常に有名なので単に相関係数と呼ばれる場合もあります。 以降この講座でも単に相関係数と言ったときは、このピアソンの積率相関係数を指します。