２つの変数の関連の分析

48/48 まとめ

相関係数のまとめです。２つの量的変数の直線的な関係の強さは共分散という指標で表されます。 ２つの変数の共分散をそれぞれの変数の標準偏差で割ることにより、-1から1の値を取るピアソンの積率相関係数という指標が求められます。 ピアソンの積率相関係数は、2つの量的変数の間の直線的な関係の強さを表す指標で、-1または１に近いほど直線的な関係が強いことを示します。ピアソンの積率相関係数が０の時には、２つの変数の間に直線的な関係性が見られないことを意味します。 ピアソンの積率相関係数は直線以外の関係の強さや因果関係の存在を示す訳ではない点には注意が必要です。