ヒューマンエラー
22/31 エラーの防護の阻害要因( Sasou,K.,&Reason,J.1999 )

【テロップ】
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【ノート】
このような実際のエラー防護が行われづらい要因としては、「過度の権威勾配」、「過度の職業的礼儀」、「コミュニケーション不足」、「資源・課題のマネジメント不足」、「過度の信念」などが挙げられています。 「過度の権威勾配」は権威の高低の差が大きいということです。たとえば、医療現場で看護師や薬剤師などの他の医療職が医師のミスを指摘しづらいといったことが挙げられます。 また、「過度の職業的礼儀」の例としては、医師同士が「お互いプロだから指摘するのは失礼だ」と思って、決められた手続きの逸脱を指摘しないといったことが挙げられます。