ヒューマンエラー
9/31 作業のタイプと注意の使用量による分類(Rasmussen,J.)

【テロップ】
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【ノート】
ラスムッセンは、注意の使用量が作業者の習熟度とその時の状況によって異なる点に注目しました。ラスムッセンは注意容量の使用レベルによって行動パターンをスキルベース、ルールベース、ナレッジベースの3段階に分類しました。この分類はヒューマン・エラーを分類することを意図したわけではありませんが、どの行動でヒューマン・エラーが起こったのかを考えるのに役に立つ分類とされています。 まず、スキルベースの行動パターンは、作業に習熟し、注意をしなくても自動的に体が動く状態です。次にルールベースは、状況に応じて対処する作業の状態です。状況にあったルールを適用すれば良い状態です。最後のナレッジベースは、これまでに経験したことのない問題に対処する状態です。注意の使用量が最も多いのはこの状態です。