因子分析
22/30 因子の回転

【テロップ】
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【ノート】
次に、因子の回転について説明します。因子分析においては、観測可能なデータは観測変数のみです。因子や因子負荷量や誤差は観測不可能な部分で、数学的に求められたものです。そのため、因子分析において、因子の回転という操作を行って、因子負荷量を解釈しやすい数値に計算しなおすことが出来ます。因子の回転を行うと、因子1と因子2の因子負荷量にメリハリが出て、因子負荷量の大きい科目と、そうでない科目が分かれやすくなり、因子の解釈がしやすくなります。例で見てみましょう。