ノンパラメトリックな手法
13/14 ウィルコクソンの順位和検定(マン・ホイットニーのU検定)

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
この順位の合計した値は、男性の測定値が女性の測定値に比べて小さい時には小さくなり、逆に女性の測定値に比べて男性の測定値が大きい時には、大きくなります。そこで、男性と女性の測定値が同じ分布に従っているという帰無仮説の下では、この順位を合計した値が極端に小さな値になったり、極端に大きな値になったりすることはありえないことです。したがって、そのような場合には帰無仮説を棄却します。この順位の合計の値がどれくらいになれば帰無仮説を棄却するのかという数値は、数表や公式で求めることが出来ます。 このように、ウィルコクソンの順位和検定、または、マン・ホイットニーのU検定では、データの値そのものでなく、順位を用いて仮説検定を行います。