母集団が正規分布の場合の推測①
10/33 両側検定

【テロップ】
※各テロップ文字をクリックすると該当の場所がピンポイントで閲覧できます。



【ノート】
まず両側検定という用語について説明します。帰無仮説に対して、その裏返しである対立仮説が、両方向に離れていると考えて仮説検定する場合を両側検定と呼びます。今回であれば母集団の平均μが18の時、対立仮説は、母集団の平均μが、18より大きい、または18より小さいと考える場合です。 したがって、両側検定の場合は、両方向に極端な値を取る場合に帰無仮説を棄却することになります。例えば、有意水準5%で仮説検定する場合は、帰無仮説より離れた場合がそれぞれの方向で確率が2.5%以下として考えます。