母集団が正規分布の場合の推測②
16/34 2つの母集団の平均の差に関する推測

【テロップ】
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【ノート】
ここまでは、1つの母集団に関して分散が分からない場合の推測を説明しました。ここからは、2つの母集団がいずれも正規分布の場合で、その分散が分からない場合の、その平均の差に関する推測を説明します。2つの母集団の正規分布で、その分散が未知の場合には、2つの母集団の分散が等しいか、等しくないかで適用する手法が異なることがポイントです。 2つの母集団が正規分布で、分散が等しいと仮定できる場合はt検定を適用します。 一方で、母集団1の分散と母集団2の分散が等しくない場合は、ウェルチの検定という、t検定を修正した検定を適用します。