母集団が正規分布の場合の推測②
31/34 対応のある2群の母集団の平均の差の検定

【テロップ】
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【ノート】
対応のある2群の母集団の平均の差に関する検定は、変化量を1つの群と考えて、分析の対象とすることで、1つの母集団の場合のt検定が適用出来ます。 具体的には、変化量の標本平均から、その母集団の平均を引き、その標準偏差で割った値が、自由度が、変化量を計算したペアの数-1の、t分布に従うことが知られています。 このことを利用すると、先ほどの例のように、対応のある2群から得られた2つの標本について、平均の差の検定や区間推定を行うことが出来ます。