心理学研究法①(さまざまな研究法)
34/62 恒常化

【テロップ】
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【ノート】
恒常化について詳しく説明します。 恒常化では、独立変数が、全ての水準で一定となるようにします。言い換えれば、独立変数が変化しても剰余変数が変わらないように一定にします。たとえば、納豆の摂食頻度と算数の成績の関係を調べたい場合は、納豆の摂食頻度が多い場合も少ない場合も、従属変数に影響する可能性のある、親の算数の成績、通塾状況といった剰余変数を一定にして比較します。親の算数の成績、通塾状況が一定にも関わらず、納豆の摂食頻度が多い群と少ない群で算数の成績に何らかの関係性があれば、両者の関係は剰余変数の影響を考慮しても存在すると言えます。