心理学研究法①(さまざまな研究法)
37/62 均衡化の注意点

【テロップ】
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【ノート】
均衡化は、剰余変数が分からなくても可能な強力な方法ですが、無作為割り当てが倫理的に許されない場合には使用できません。たとえば、喫煙と肺がんの関連を調べるために、喫煙する群と喫煙しない群に無作為割り当てするといった研究は倫理的に許されません。そのような場合は代わりに恒常化を用いて、喫煙と肺がんに影響を及ぼす剰余変数の影響を統制することが考えられます。