【テロップ】
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【ノート】
次は間隔尺度です。間隔尺度は差の大きさに意味が有ります。したがって、足し算、引き算を行うことが出来ます。
間隔尺度の例としては西暦の年号があります。西暦の年号であれば、2017年と2018年の差の大きさや、2017年と2019年の差の大きさを計算することに意味があり、前者は後者の半分であるという解釈を行うことが出来ます。ただし、2018年÷2017年のような比率には意味がありません。つまり、間隔尺度では比率には意味がありませんので、掛け算、割り算を行うことは出来ません。
間隔尺度の比率に意味がないということは、0に数量的な意味がないということです。西暦の場合は、便宜的にキリストの生誕したとされる時点を西暦0年としており、0年が世界の始まりという訳ではありません。間隔尺度の例としては摂氏の温度を上げることが出来ます。たとえば、摂氏の温度は、1度と5度の差の大きさには意味がありますが、0度であっても温度が存在しない訳ではありません。ある温度を便宜的に0度と設定しているだけです。