ワークライフバランス
20/21 Thomas&Ganster(1995)

【テロップ】
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【ノート】
その他の定義としては、トーマスとガンスターによるものがあります。彼らは、カーンらによって提唱された、役割間葛藤という概念を参考にしています。カーンらの役割間葛藤は、「ある組織内のメンバーシップに関連した役割からの圧力が、他のグループにおけるメンバーシップから生じる圧力と矛盾する際に生じる葛藤の一形態」というものです。 トーマスとガンスターは、その定義を参考にして、「仕事からの圧力が家庭役割からの圧力と両立しないところから生じる役割間葛藤の特殊なタイプである」と定義しました。「ワーク・ファミリー・コンフリクト」が役割間葛藤の一つの例であると考えたのがポイントです。