労働基準法
5/48 労働者

【テロップ】
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【ノート】
次に、労働基準法における労働者の定義を確認します。労働者は、「使用される者で、賃金を支払われる者」として定義されています。この要件に該当すれば、労働基準法における「労働者」として法的な保護を受けることが出来ます。したがって、たとえば派遣会社から派遣されている派遣社員は派遣会社にとっては労働基準法上の労働者ですが、派遣先の企業にとっては、賃金を支払っている訳ではありませんので、労働基準法上の労働者には該当しないことになります。なお、同居の親族のみを使用する事業に使用される労働者および家事使用人は労働基準法の適用範囲から除外されています。