はじめに

従業員エンゲージメントの向上の1つの手段はマネジメントスタイルの改善です。マネジメントスタイルの改善のために外部のコンサルタントによるマネジメント研修が多く実施されていますが、期待した効果につながっていない事例が仄聞されるのも事実です。

当社では、自社の部門長や管理職によって実践されている優れたマネジメントのノウハウを言語化し、事例を社内に共有して、横展開した方が効果があると考えています。当社では部門長や管理職に対するヒアリングとその結果にもとづくマネジメント好事例集の作成を支援します。ステップは以下の通りです

①事前検討

エンゲージメントサーベイの結果を分析し、問題の構造を把握します。エンゲージメントサーベイはどの企業のものでも構いません。ただし、エンゲージメントサーベイを事前に検討し、項目内容等を勘案して好事例集作成が難しいと判断させて頂く場合もございます。予めご了承ください。

②ヒアリング対象部門と対象者※の選定

エンゲージメントサーベイの結果を参考に、優れたマネジメントを実践していると思われる部門を選定し、当該部門の部門のマネジメントスタイルに最も影響を及ぼしている方、マネジメント方針の最終的な決定権を持っている方にヒアリングを依頼します。

ヒアリングの対象となる部門は必ずしもエンゲージメントサーベイの結果が上位の部署だけとは限りません。業務内容や社内での相対的な位置づけ等を勘案しながら、ヒアリング対象部門を選定します。ヒアリング対象者は顧客企業の実態に即して、マネジメントスキル向上のセンターピンとなり得る最適なポジションの方にヒアリングを実施します。

③ヒアリングの実施

決定した部門、対象者に対して当社コンサルタントがヒアリングを実施します。所要時間の目安は30分です。優れたマネジメントを実践している部門長や管理職の多くが、自らはそのことを自覚していない場合が多いのが現状です。組織心理学の専門家である当社コンサルタントによる部門長や管理職とのコミュニケーションを通じて、マネジメントのノウハウを浮かび上がらせ、言語化します。

④好事例集の作成

ヒアリング結果をもとに当社コンサルタントが好事例集を作成します。組織心理学の見地からなぜそのマネジメントが優れているのかについても解説を加える点が等当社の強みです。

⑤好事例集の共有と横展開

顧客企業内において、好事例集を部門長、管理職など、マネジメントを担う方に共有頂き、自らのマネジメントスタイルを改善し、従業員エンゲージメント向上につなげて頂きます。

⑥好事例集の解説会の開催

開催は必須ではありませんが、当社コンサルタントによる好事例集の解説を部門長や管理職対象に実施させて頂くことも可能です。エンゲージメントサーベイの結果やヒアリングの結果を踏まえて、顧客企業のマネジメントスタイルの特徴、優れたマネジメントの実践例、改善が望まれる点等を報告させて頂きます。

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