公認心理師現任者講習会テキストについて
試験実施団体である日本心理研修センターより公認心理師の現任者講習会テキストについてアナウンスがありました。
B5判328頁の書籍に「公認心理師の職責」、「関係行政論」、「精神医学を含む医学」、「心理的アセスメントと支援」という現任者講習会で扱われる内容に加えて、基礎心理学全般が含まれた内容となっており、金剛出版より1月下旬の発売を予定しているようです。
「公認心理師の職責」、「関係行政論」、「精神医学を含む医学」、「心理的アセスメントと支援」に関する試験範囲については、本テキストをベースとした出題になることが予想されます。特に、「公認心理師の職責」、「関係行政論」については本テキストに忠実な出題となることが予想されます。
一方、基礎心理学については現任者講習会の対象外であり、本テキストにおいても概要を扱うに留まることが予想されるため、各受験生は独自の学習が求められることが予想されます。
基礎心理学分野を含む公認心理師試験の出題基準は今後公表予定となっていますが、本テキストの基礎心理学分野での章立てが
- 実証的研究法と統計
- 知覚
- 認知
- 学習・言語
- 感情・人格
- 脳・神経
- 社会・集団・家族
- 発達・障害者(児)
となっていることから、上記の各分野の内容がほぼ同じ割合で出題されるのではないかと思われます。試験対策としては、各分野の大学学部レベルの教科書を用いて、主要な用語、理論とその提唱者、主な研究手法等について知識を復習することが良いと考えられます。
以 上
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