日米メンタルヘルステックカオスマップ比較

昨今のコロナ禍もあってメンタルヘルスをテクノロジーを使って解決する、いわゆる「メンタルヘルステック」を展開する企業が日本においても目立つようになってきました。そこで、今回は、メンタルヘルステックサービスを展開する企業の1社であるemol社が公開している日本のメンタルヘルステックのカオスマップを紹介したいと思います。

日本のメンタルヘルステックカオスマップ

上記のカオスマップにおいては、国内企業によって展開されているメンタルヘルステック関連サービスが、AI・ロボット、カウンセリング、マインドフルネスなどの領域ごとに整理されています。なお上記カオスマップの注意点として企業のロゴとサービスのロゴが混在していますので、その点は注意が必要です。

上記カオスマップに関する限りですが、分析、可視化に関するものが多いことが分かります。実は日本においてはメンタルヘルスに関して可視化や分析がこれまであまり進んで来なかったというのがその背景にあります。

米国のメンタルヘルステックカオスマップ

次に、少し分類が違うのですが、米国での同様のカオスマップを見てみましょう。たとえば、下記はプリンストン大学の学生ベンチャーキャピタルの運営者がまとめたメンタルヘルス関連ベンチャーのマップになります。

https://whatif.vc/blog/approaching-1000-mental-health-startups-in%C2%A02020

上記のカオスマップでは、Telehealth,Self-Care,Hardware,Digital Therapeutics,P2P,Chatbots/Conversational AIの領域に分けて企業が分類されています。それぞれの領域ごとの調達額も示されており、最も調達額が多い領域は、Digital Therapeutics領域となっています。

なお、メンタルヘルステックに関しては、米国においてはかなり大きな市場となっており、瞑想(meditation)関連のビジネスだけ取り上げてもかなり大きな規模となっていることが知られています。たとえば、下記の記事によれば、「瞑想市場は2020年から2027年にかけて成長し、2027年に90億米ドル(約9000億円)」になることが見込まれています。

https://www.globenewswire.com/news-release/2020/06/22/2051509/0/en/Meditation-Market-2020-Edition-Report-with-Impact-of-COVID-19-Top-Leaders-Smiling-Mind-HEADSPACE-INC-Inner-Explorer-Committee-for-Children-Stop-Breathe-Think.html

瞑想は元来原始仏教と関連の深いものですが、仏教と縁の深い日本ではなくキリスト教の影響が強い米国で一大産業化しているのは大変興味深い現象と言えます。

以 上

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