【知ってますか?】ストレスチェックの「仕事のストレス判定図」が変わる!
北里大学の堤明純教授らを中心に実施された令和5年~6年度の厚生労働省委託研究の成果として職業性ストレス簡易調査票の基準の修正案が検討され、その一環として現在ストレスチェックの集団分析で用いられている「仕事のストレス判定図」の係数の見直し案が提案されています。この見直しは、これまで男女別々で計算されていた総合健康リスクを男女合算で計算する、総合健康リスクで予測されるものが将来の疾病休業リスクから1年後の高ストレス者比率となるといった変更を含んでおり、実務に影響の大きな内容と考えられます。
https://www.med.kitasato-u.ac.jp/lab/publichealth/osq.html
今回はこの「仕事のストレス判定図」の係数の見直しについて、そのポイントを解説したセミナー動画の一部を公開します。ストレスチェックの集団分析に関わる可能性のある人事担当者や産業医、保健師の方、ストレスチェックベンダーの開発担当者、営業担当者の方は必見の内容です。
<講演者>
宮中 大介。はたらく人の健康づくりの研究者、株式会社ベターオプションズ代表取締役。行動科学とデータサイエンスを活用した人事・健康経営コンサルティング、メンタルヘルス関連サービスの開発支援に従事。大学にてワーク・エンゲイジメント、ウェルビーイングに関する研究教育にも携わっている。MPH(公衆衛生学修士)、慶應義塾大学総合政策学部特任助教、日本カスタマ―ハラスメント対応協会顧問、東京大学大学院医学系研究科(公共健康医学専攻)修了。