ストレスチェック実施者に公認心理師を追加する厚生労働省令が施行

8/9付で、労働安全衛生法に紐付く厚生労働省令である労働安全衛生規則が改正、施行され、ストレスチェックの実施者に、研修を受けた公認心理師、歯科医師が追加されました。

公認心理師、歯科医師の有資格者は、今後開催される研修を受講すれば、ストレスチェックの実施者としての資格を得ることになります。

現在の実施されている看護師、精神保健福祉士向けの研修は下記のようなスケジュールで開催されております。

上記の看護師、精神保健福祉士向けの研修の内容及び講義時間については、告示により下記の通り規定されており、約半日の座学となります。

イ　労働者の健康管理　　2時間

ロ　事業場におけるメンタルヘルス対策　　1.5時間

ハ　事業場における労働者の健康の保持増進を図るための労働者個人及び労働者の集団に対する支援の方法　　1.5時間

本件を審議した労働政策審議会安全衛生分科会議会において、実施者となるための研修をより実態に即したものにするよう一部委員から意見が出ておりますが、基本的には現状を踏襲した「労働安全衛生法にもとづくストレスチェック制度実施マニュアル」の内容を講師が説明する座学となることが予想されます。

上記研修においては、ストレスチェック制度に関する知識は得られますが、実施者としてストレスチェックデータをどのように分析するかについては実務的なノウハウは得られないため、弊社では、今秋に「ストレスチェック実施者向け実務セミナー」を開催致します。

＜ストレスチェック実施者向けデータ分析実務セミナー＞

Ａコース（Microsoft Excelコース）、Ｂコース（Ｒコース）を予定しております。人工のストレスチェックデータを用いた実習形式のセミナーを予定しております。Ｒは無料のフリーソフトになります。
ストレスチェックデータのみならず一般の調査票、心理尺度の分析にも応用が利く内容を予定しております。
公認心理師以外の実施者の資格を有する、医師、保健師、研修を受けた看護師、精神保健福祉士、歯科医師のご参加も歓迎いたします。
東京都内でのセミナー形式に加えて場所、時間の制約のないオンラインコースの提供も予定しております。
企業様や団体様にお伺いして、所属の実施者、実施事務従事者向けに本研修を実施する法人様向けパッケージもございます（日本全国出張可能）

正式リリースの際は弊社ホームページにてご案内致しますが、ご質問等は弊社問い合わせフォームまたはdaisuke.miyanaka@better-options.jpまでお気軽にご連絡ください。

以　上

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