厚生労働省主催の平成30年度職場のメンタルヘルスシンポジウムに参加
本日、東京都にて開催された、厚生労働省主催の「平成30年度職場のメンタルヘルスシンポジウム~ワーク・エンゲイジメントに注目した職場と個人の活性化~」に参加して参りました。
シンポジウムに関するホームページはこちら。https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03161.html
シンポジウムの冒頭で、ワーク・エンゲイジメントの第一人者である北里大学の島津明人教授による講演がありました。
島津教授からはワーク・エンゲイジメントに関する理論的な背景の説明と、組織の活性、個人の活性化への応用について講演がありました。その中では、座位時間とワーク・エンゲイジメントの関係、リーダーのワークエンゲイジメントの部下のワーク・エンゲイジメントへの影響等ワークエンゲイジメントに関する最近の研究成果の紹介がありました。また、厚生労働省委託研究により開発された職場環境改善のためのツールについても言及がありました。
島津教授の講演に続いて、民間企業3社から自社における職場のメンタルへルス対策に関する取り組みの発表があり、その後、島津教授がコーディネーターとなり、3社によるパネルディスカッションが行われました。
取り組みを発表した3社は、鉄道会社(約2万人)、IT企業(約80人)、食品会社(約200人)と、業種も規模もさまざまであり、それぞれの企業において特性、組織風土を生かした取り組みが行われていたのが印象的でした。
職場のメンタルヘルス対策を深化させていくには、通り一遍の対策ではなく、各社の特性、風土に応じた対策を実践していくことが重要であると感じた次第です。
なお、本シンポジウムの内容については後日厚生労働省のホームページに公開される予定とのことです。
弊社におきましては、今回の内容を今後の新規サービスの研究開発に活かして参ります。
以 上
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