職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト
現在、新型コロナウイルス対応で、感染症対策を行いながら、業務を継続している企業が多くなっていると思います。
東京都所在の企業に限定される内容ですが、今回は『職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト』をご紹介します。
『職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト』は、東京都が東京商工会議所、東京都医師会と連携して、職場の感染症予防の取り組みの普及啓発、推進を目的として行っているものです。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/project/project-start.html
もともとは、東京都において平成24年から25年にかけて、職場で働く人(特に男性)において大規模な風しんの流行したことが直接の契機となって立ち上がったプロジェクトですが、職場の感染症対策を総合的に点検したり強化する契機となることから、現在は新型コロナウイルス対応でも注目を集めています。
『職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト』は、コース1、コース2、コース3の3つのコースから構成されており、企業のニーズにもとづいて選択して参加することになります。
コース1は、感染症理解のための従業者研修です。従業員に対して染症の基礎知識ドリル(研修教材)を提供し、正しい知識の定着を図ることが主な内容です。なお、研修教材は無料で提供されます。
コース2は、感染症BCP(業務継続計画)の作成です。これは職場で感染症患者が発生した場合に、業務を円滑に継続するための対処策(BCP)の作成を図ることが主な内容です。
コース3は、風しん予防対策の推進です。これは東京都において、特に男性の風しん感染者数が多いことから重要視されています。従業員の抗体保有の確認や予防接種の推奨が主な内容となっています。
参加企業及び達成企業は、ホームページ上で企業名が公開されますので、企業の健康経営への取り組みをPRする機会にもつながると考えられます。あるいは、自社ホームページにおいて『職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト』への参加を発信することも健康経営に対する意識の高い企業として自社のブランディングに有効と考えられます。
本プロジェクトは、事務局である東京商工会議所を通じて申し込むことが出来ます。東京都所在の企業様でまだ参加されていない企業様は、上記のURLをご覧頂き、ぜひ参加を検討下さい。
以 上
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