公認心理師試験の基礎心理分野対策に役立つお薦め問題集

いよいよ第一回(本試験)の合格発表が迫って来ました。
今年度の受験を見送った方や、今年度試験の自己採点の結果合格見込みが薄い方の中には、来年度試験に向けて試験勉強を開始された方もいらっしゃるかもしれません。

第一回試験を受験された方の感想を伺うと、特に、基礎心理分野において、「想定以上に範囲が広く思うように得点できなかった」、「記憶が正確でなかったため選択肢を絞り切れなかった」という声が多く聞かれました。

第一回試験の出題内容を分析すると、ほとんどの設問においては、心理学系の学部レベルの教科書に記載のある内容がほとんどでしたが、非常に幅広い範囲だったことが特徴です。そのため、自分が卒業、修了した分野以外の知識だけでは全く対応出来なかったと考えられます。たとえば、実験心理学系の学科では、実験手法、統計、認知、知覚、神経・生理については重点的に学びますが、性格、心理検査、発達、産業・組織といった内容についてはほとんど講義を受けなかった方が多いと推測します。逆に、臨床心理系の学科の出身の方は、臨床心理や精神病理、性格、感情といった分野は得意とする方が多いと思いますが、実験手法、統計、神経・生理といった分野については苦手な方が多いのではないかと推測します。

自分が学生・院生時代に学んだ分野以外の基礎心理分野の知識をどれだけインプット出来たかが基礎心理学分野の明暗を分けたと考えられます。

弊社が基礎心理分野の対策としてお勧めするのは、日本心理学諸学会連合心理学検定局編集の『心理学検定公式問題集』です。

https://jitsumu.hondana.jp/book/b348502.html

本書は心理学検定に対応した問題集です。心理学検定の出題範囲は、原理・研究法・歴史、学習・認知・知覚、発達・教育、社会・感情・性格、臨床・障害、神経・生理、統計・測定・評価、産業・組織、健康・福祉、犯罪・非行の10分野であり、公認心理師試験での出題範囲とほぼ一致しています。

本問題集の問題形式は4択となっており、問題レベル、内容が公認心理師試験の基礎心理分野での出題内容に非常に近いことが挙げられます。実際、2018年度版問題集で収録されている問題と非常に類似した問題が2018年度の公認心理師匠試験で複数出題されております。したがって、まずは何度も本問題集の問題を何度も解いて全問正解できるレベルに達することが効率の良い基礎心理分野対策になると考えます。

また、本問題集では「学習に役立つ基本書ガイド」として、各分野の基本書が紹介されていることもメリットです。問題を解いてみた結果、あまりにも出来が悪かった分野については、そもそも基礎知識が欠落している可能性がありますので、紹介された基本書を読むことで基礎知識の定着を図ることをお勧めします。

来年度受験をされる方で、まずは基礎心理分野の基礎固めをされる方は本問題集を活用して知識の定着を図ることをお勧めします。

 

以 上

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