新たな年を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

昨年はグローバルにおいてはウクライナ問題、国内においては物価上昇など、政経ともに不安定さを感じさせる一年でした。新型コロナウイルス感染症に関しては、依然として感染者数、死者数ともに多い状況が続いておりますが、ワクチン接種の推進と共に徐々に経済との両立が図られた一年であったと言えます。

そうした中、弊社の関連領域においては、「人への投資」が政府方針として推進され、「人的資本」、「エンゲージメント」といった言葉が人口に膾炙するようになった一年でした。特に「人的資本」については、2023年3月期決算より上場企業の有価証券報告書での開示が求められるなど急ピッチで政策が進められており、本年においては人事のみならず経営においてますます重要性が認識されると予想しております。

こうした経済面の動きと同時に、人生100年時代を経験する我々は、仕事面のみならず私生活も含めて物心両面でいかに豊かに生きるかが改めて問われているとも言えます。本来学術や公衆衛生上の用語であった「ウェルビーイング」という言葉が政府の政策や企業のコーポレーションメッセージでも見られるようになったのはその表れの一つと言えるのではないでしょうか。

弊社においては、このような状況を踏まえて、心理学、データサイエンス等の専門性を駆使して、働く人がパフォーマンス高く働くことを組織が可能とするための支援、人々が心身ともに健康で生きられるための土台づくりに貢献すべく一層尽力してまいります。

2023年が、皆様にとって良い一年となりますよう祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年1月吉日
株式会社ベターオプションズ
代表取締役　宮中　大介

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